みなさん、こんにちは!
ブリュの公式ブログ.netにお越しいただきまして、ありがとうございます。
このサイトでは、ITについて特化したサイトを運営しています。
今回は、当サイトが利用しているエックスサーバー
について紹介します。
エックスサーバーは多くのサイトで高評価を得ており、安定性の高いサーバーとしての評価が高いです。
私自身がエックスサーバーを利用していて感じているエックスサーバーのいいところとダメなところについて、紹介します。
目次
エックスサーバーを3件契約してます
初めに紹介しますが、私自身がエックスサーバーを3件契約しています。
すべてX10という月額900円からの一番低価格なプランです。
よって、エックスサーバーには月額2700円を支払っていることになります。
なんで高額なX20やX30ではなく、X10を複数契約しているのかというと、リスク分散の意味があります。
エックスサーバーはマルチドメイン機能があり、一契約で複数のドメインを運用できます。
しかし、マルチドメイン機能は、一個のドメインがサイバー攻撃に合うと、同じサーバーアカウント内のすべてのドメインが汚染されるという致命的なデメリットがあります。
よって、複数のブログを運営している私の場合、X10プランを複数契約してサーバーアカウントを分離することで、攻撃された際のリスク分散をしています。
これからブログを始めるという方にとっては関係ないことですが、今後ブログが大きくなって、複数個のブログを運営するようになったら、今書いた、サーバーアカウントを分散させるということも、少し思い出してみてくださいね。
エックスサーバーの価格と入金方法
エックスサーバーの価格
初めに、エックスサーバーの価格とディスク容量など、WordPressの運営面において重要となることをまとめて紹介しましょう。
エックスサーバーはプランのアップグレード・ダウングレードともに可能なので、最初はX10プランを契約し、利用状況に応じてプラン変更を行うといいです。
X10 | X20 | X30 | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 900円~ | 1,800円~ | 3,600円~ |
ディスク容量 | 200GB | 300GB | 400GB |
データベース数 | 50個 | 70個 | 70個 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
なお、サーバーの月額料金については、長期契約するほうがお得な設定になっています。
下の表に、契約期間と月額料金の関係をまとめました。
X10 | X20 | X30 | ||
初期費用(初回のみ) | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | |
月額料金 | 3か月 | 1,200円 | 2,400円 | 4,800円 |
6か月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 | |
12か月 | 1,000円 | 2,000円 | 4,000円 | |
24か月 | 950円 | 1,900円 | 3,800円 | |
36か月 | 900円 | 1,800円 | 3,600円 |
※初回支払金額は、初期費用+月額料金×契約期間
エックスサーバーの入金方法
エックスサーバーの入金方法は、
- クレジットカード
- 銀行振込
- ペイジー
- コンビニ決済
があります。
エックスサーバーのいいところ
Nginxによる高負荷時の安定性
エックスサーバーのいいところは、なんといっても高負荷時の安定性です。
Nginxを採用していることで、Apacheの弱点であった高負荷時のサーバーダウンを防いでいます。
エックスサーバーであれば、突発的なバズが発生した際のアクセス集中時においても、極端な速度低下やサーバーダウンが起こりにくく、ブログを訪れるユーザーにストレスを与えません。
FastCGIによる高速応答
エックスサーバーはFastCGIというPHP動作モードを採用しています。
FastCGIとは、アクセスがあった際にプロセスを一定時間維持することで、次のアクセスを高速に処理するPHP動作モードのことです。
ある程度アクセスが集中してくると、より高速に処理できるのが、エックスサーバーの強みであり、Nginxの採用と合わせて、サーバーの安定性に重点を置いているレンタルサーバーといえます。
多機能な管理画面
エックスサーバーの管理画面は本当に多機能です。
FTP接続しなくてもバックアップできるほか、データベースのバックアップも管理画面上で行えます。
これから初めてサーバーを契約する場合には、管理画面上でほぼすべての管理が可能なエックスサーバーが便利です。
エックスサーバーのダメなところ
LiteSpeed系のサーバーより遅い
エックスサーバーの最大のデメリットは、価格の割に遅いことです。
エックスサーバーはNginx+Apacheという組み合わせのウェブサーバーになっており、速度よりも安定性に重点を置いているサーバーです。
これは、新しいレンタルサーバー会社が採用しているLiteSpeedと比べると、どうしても速度面では遅くなります。
速度を最重要視している場合には、LiteSpeedを採用しているレンタルサーバーの方が満足感も高いでしょう。
※LiteSpeedを採用しているレンタルサーバーは、MixHost
やカラフルボックス
などがあります。
再販ができない
エックスサーバーは再販ができません。
再販とは、第三者にサーバー領域を貸し出すことであり、有料・無料を問いません。
例えば、ブログカウンターを配布するとなると、エックスサーバーでは規約違反となります。
ウェブサービスの開発などを考えている場合、エックスサーバーは規約的にグレーゾーンになるので、全面的に再販を許可しているレンタルサーバーを選んだほうがトラブルは少ないです。
エックスサーバーと比較するべきレンタルサーバー
エックスサーバーと比較するべきレンタルサーバーを紹介します。
Mixhost
Mixhostは、月額料金880円からのLiteSpeedを採用している国内最速のレンタルサーバーです。
LiteSpeed自体も高速なのですが、Mixhostの場合、PHP動作モードとしてLSAPIを採用しています。
PHP動作モードにはいくつか種類があるのですが、速度に関しては、
CGI<FastCGI<モジュール<LSAPI
となり、LSAPIはモジュール版よりも20%高速になります。
また、サーバーマシン本体も、他のレンタルサーバーとは比べ物にならないモンスタースペックとなっています。
よって、速度面で選ぶのであれば実質的にMixhost一択となります。
Mixhostの場合、再販も可能なので、途中でブログカウンターの配布など、ウェブサービスを運営したくなった場合でも対応可能な柔軟性を持っています。
カラフルボックス
カラフルボックスは、月額料金480円からの高速レンタルサーバーです。
Mixhostと同じく、LiteSpeedのウェブサーバーと、LSAPIというPHP動作モードを採用しており、高速応答が期待できます。
また、月額料金が480円とMixhostよりも低価格に設定されているので、Mixhostの月額料金880円が高いと感じるのであれば、カラフルボックスを選んでもいいでしょう。
ロリポップ!
ロリポップ!は、月額100円からの低価格なレンタルサーバーです。
ロリポップ!の価格帯は100円~2000円となっており、中間の月額1000円になる、ハイスピードプランにおいて、LiteSpeedが採用されています。
ロリポップ!において比較すべきは、このLiteSpeedを採用しているハイスピードプランです。
ちょうどエックスサーバーと同価格になるので、性能面でライバルとなります。
まとめ
ここまで、エックスサーバーについて紹介をしてきました。
エックスサーバーの魅力について、一言でいうのであれば絶対的な安定性です。
サーバー自体障害が少なく、本当に安定稼働していて、いつでもユーザーにストレスを与えることなくブログを訪問してもらえます。
一方、速度を重視するのであれば、LiteSpeedを採用しているmixhostなどのほうが圧倒的に高速です。
速度を重視しているのなら、エックスサーバーは選ばないほうがいいでしょう。
なお、当サイトではエックスサーバーでサイトを公開するまでの手順を紹介しています。
これらのマニュアルも参考に、ぜひ、エックスサーバーでサイトを公開してみてください。
エックスサーバー
には無料お試し期間が10日間ありますから、本契約の前に、しっかりと使い心地を確認しておくことも大事です。
以上、エックスサーバーについて参考になれば幸いです。