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今回は、さくらのレンタルサーバーでリージョンを確認する方法を紹介します。
リージョンとは、データセンターの所在地のことであり、ご自身の借りているレンタルサーバーが地理的にどのあたりに存在するかを確認できます。
さくらのレンタルサーバーを借りている方は、一度確認してみると面白いでしょう。
目次
さくらインターネットのデータセンター所在地
さくらインターネットのデータセンターは、
- 北海道石狩市
- 東京(東新宿・西新宿・代官山)
- 大阪(堂島)
の3か所です。
みなさんはどこのリージョンで借りたいですか・・・?
初期費用1048円~、月額131円~
※無料お試し14日間
✔老舗レンタルサーバーの安定性
✔東京・大阪・石狩DCでランダム
✔災害時のリスク分散に便利
×サーバー性能で特筆すべき項目がない
とはいっても、さくらのレンタルサーバーではリージョンはランダムに割り振られるので、ご自身で選ぶことはできません。
借りてみて、結果的にどこになったのか、というだけです。
私は災害時のリスク分散で北海道石狩市か大阪で借りたいですね。
東京リージョンのメリットは、東京自体が日本国内において人口が多く、それは同時にブログにアクセスしてくるユーザーも多いことになり、需要の多い場所にデータセンターを設置することで物理的な距離に関しての通信速度面で有利です。
アクセス集中するところにデータセンターを置くということですね。
しかし、そんなコンマ何秒でそれほど体感速度は変わりません。
一方で、データセンターは基本的にみんながみんな東京に集中しており、東京で災害があった際のバックアップ体制に疑問が残ります。
そうした意味で、北海道石狩市か、大阪のデータセンターに当たった方は、大当たりじゃないかと思います。
データセンター所在地を調べる方法
tracertコマンドで経路探索
データセンター所在地を調べるには、コマンドプロンプトからtracertコマンドを実行します。
Windowsのマークをクリックします。
そして、コマンドプロンプトと入力し、コマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトが起動すると黒い画面が出てきます。
次に、tracert ご自身のドメインを入力します。
当サイトの場合には、tracert brionac-yu-yake.netですね。
入力したら、Enterを押してください。
経路探索が始まります。
しばらく待つと、通信経路が検索できます。
データセンター所在地の確認方法
さくらのレンタルサーバーでは、
- 北海道石狩市:isk
- 東京都:tk
- 大阪:os
となります。
例えば、
- 石狩市:iskrt301-tkert1.bb.sakura.ad.jp [157.17.131.38]
- 東京都:tkert1-as16509-1.bb.sakura.ad.jp [157.17.130.233]
- 大阪:osdrt3-as17676.bb.sakura.ad.jp [157.17.146.165]
という感じで判別できます。
なお、複数表示された場合には、一番最後に表示されたものがデータセンターの所在地です。
石狩-東京-大阪でバックボーンがあり、アクセス元の地域から最も近いデータセンター拠点から、ホスティングしているデータセンターに向けてアクセスを行います。
そのため、仮にデータセンターが石狩でも、東日本にお住いの場合tkから、西日本にお住まいの場合にはosから始まり、経路探索の後半でiskになっていく様子が確認できます。
石狩-東京-大阪間のバックボーンは以下の通りです。
まとめ
ここまで、さくらのレンタルサーバーで、データセンター所在地を調べる方法について紹介してきました。
初期費用1048円~、月額131円~
※無料お試し14日間
✔老舗レンタルサーバーの安定性
✔東京・大阪・石狩DCでランダム
✔災害時のリスク分散に便利
×サーバー性能で特筆すべき項目がない
データセンターの場所が希望の場所であった、違ったということが、レンタルサーバーの品質には影響しません。
しかし、ご自身で災害発生時のリスク分散をしておくことも大切でしょう。
さくらのレンタルサーバーではリージョンを選べませんが、コアサーバーやカラフルボックスでは、東京と大阪のデータセンターを任意に選べます。
あるいはDropBoxを使えば、アメリカにバックアップを取ることもできます。
こうしたリージョン選択機能を持った、レンタルサーバーも有効活用しながら、少しずつリスク分散を考えていくといいでしょう。
以上、さくらのレンタルサーバーのリージョンの調べ方について、参考になれば幸いです。