みなさん、こんにちは!
ブリュの公式ブログ.netにお越しいただきまして、ありがとうございます。
このサイトでは、ITについて特化したサイトを運営しています。
今回は、mixhostについて紹介します。
mixhostは速度面で優れたレンタルサーバーであり、LiteSpeed+LSAPIという現在においては最速スペックのサーバーをいち早く導入しました。
一方で、2019年現在では、サーバーの不安定さに対する懸念もあったのですが、最近では改善されてきているようです。
目次
mixhostの概要
mixhostは、アズポケットが運営しているレンタルサーバーです。
かなり新しいレンタルサーバー会社で、エックスサーバーなどの老舗のレンタルサーバー会社と比べると、歴史・実績の浅い会社になります。
しかし、コストパフォーマンスの高さから次第に注目を浴びてきており、表示速度満足度No.1になるなど、老舗レンタルサーバーと変わらない実力を持っています。
また、再販が可能であるなど、基本的にコンテンツに制限がありません。
一般的なレンタルサーバーであれば、細かい規約がありブログのコンテンツが制限されるのですが、mixhostは基本的に無制限なので、ウェブサービスの運営にも対応しています。
なお、私はウェブサービスをmixhostで運営しています。
Mixhostの月額料金と支払方法
月額料金と機能の比較
先にブログ運営で重要な要素となるMixhostの初期費用、月額料金、ストレージ容量について紹介します。
スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 968円 | 1958円~ | 3938円~ | 7898円~ | 15818円~ |
ディスク容量 | 250GB | 350GB | 450GB | 550GB | 650GB |
データベース数※1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
転送量※2 | 18TB/月 | 24TB/月 | 30TB/月 | 36TB/月 | 42TB/月 |
サーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
PHP動作 | LSAPI | LSAPI | LSAPI | LSAPI | LSAPI |
サーバー費用返金期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
※1:データベース数は、WordPressを設置できる数です。
※2転送量は、一日に送受信できる総データ量であり、転送量の上限に引っかかると、サーバーが応答しなくなるなど、動作の保証がなくなります。
支払方法
mixhostの支払方法は、
- クレジットカード
- 銀行振込
のみです。
他のレンタルサーバーと違い、コンビニ入金には対応していません。
Mixhostのいいところ
LiteSpeed+LSAPI無しではMixhostは語れない
まず、Mixhostについては、
- ウェブサーバーのLiteSpeed
- PHP動作モードのLSAPI
この2点無しでは絶対に語ることのできないレンタルサーバーです。
この記事では簡潔に要点のみをまとめますが、より詳しく知りたい方は、ウェブサーバーとPHP動作モードの比較をご覧ください。
LiteSpeedとは
LiteSpeedは、Apacheの弱点を克服したウェブサーバーです。
Apacheは高速な代わりにメモリ消費が激しく、大量アクセスがあった際にはサーバーダウンを招いていました。
また、共用レンタルサーバーにおいて、ユーザーごとのリソースの区切りが難しかったという問題があります。
よく、レンタルサーバーは他人の影響を受けるって聞きますよね。
それがまさにApacheの弱点です。
これに対し、新世代ウェブサーバーとなるLiteSpeedは
- 大量アクセス時にもメモリの消費を抑える
- ユーザーごとのリソースの区切りが容易
という2点を備えています。
よって、LiteSpeedは突発的なバズでもサーバーダウンは発生しにくいです。
また、ユーザーごとの区切りが容易ということで、他人の影響を受けません。
LSAPIとは?
LSAPIは、LiteSpeed Server Application Programming Interfaceという、PHP動作モードのことです。
LiteSpeedは、アクセスが増えても処理速度が低下しにくい、最も優れているPHP動作モードです。
PHP動作モードの速度面での比較は、LSAPI>モジュール>FastCGI>CGIとなります。
LSAPIの最大の特徴はキャッシュにあり、WordPressの共通部分となる、
- ヘッダー
- サイドバー
- フッター
をキャッシュすることで、最速のPHP動作モードとして君臨しています。
Mixhostは柔軟性のある転送量
Mixhostのメリットとしては、柔軟性のある転送量です。
普通のレンタルサーバーであれば、一日単位で転送量が設定されているので、バズったときに一日分の転送量の上限に達すると、ハイ終了となってサーバーが落ちます。
よって、極端な例ですけど、
- 普段は閑古鳥の鳴いているブログ
- ある日に一発のバズでアクセス数が大爆発した
場合、普通のレンタルサーバーはブログが落ちます。
それに対して、Mixhostの場合には転送量が月単位で決まっており、一日単位での転送量に制限はありません。
Mixhostは合計値で見ますから。
この月単位で転送量が決まるという柔軟性の高さは、新規参入しているLiteSpeedを採用しているレンタルサーバーに多いです。
禁止コンテンツがほぼ存在しない
Mixhostは合法的な範囲内であれば、禁止コンテンツがほぼ存在しないので、非常に柔軟なサイト運営が可能になります。
再販が可能
Mixhostは再販が可能です。
再販とは、第三者にサーバー領域の一部を貸し出すことを言い、有料・無料に関係ありません。
また、再販という定義に関しても、レンタルサーバー各社によって違いがあります。
例えばウェブサービスを運営したいなど、再販に含まれる運用を行う可能性があるという場合には、サーバー会社の再販に関する規約はしっかりと熟読したほうがいいです。
なお、Mixhostについては再販に制限がありませんので、自由なコンテンツを運営できます。
実際、私自身が運営しているウェブサービスも、Mixhostで運営しています。
例えば、ブログカウンターの配布をしているのですが、これが再販にあたる運用方法になります。
ブログカウンターの画像が、第三者のブログに配布することを目的としているので、無料ですが再販にあたる運用になります。
合法的コンテンツはすべて運営できる
Mixhostは合法的な範囲内のコンテンツであればひとまず運営できると考えて問題ないです。
なので、レンタルサーバー会社のコンテンツに関する規約に縛られたくない場合には、Mixhostを選んでおくのが一番安全です。
Mixhostのダメなところ
cPanelが使いにくい
Mixhostの欠点としては、cPnanelの使いにくさです。
このcPanel、使いやすいっていう意見もありますが、一般常識レベルでみれば、到底使いやすい代物とは言えないです。
これ使いにくい理由が、cPanelってアメリカ発祥のサーバーのコントロールパネルなので、元々が英語のツールなのです。
英語のツールを無理やり日本語にしているので、不自然な日本語が多いんです。
初見でびっくりしますよ。
英語をカタカナにしただけじゃん・・・って。
不安定といううわさがある
Mixhostは不安定といううわさがあります。
実際、軽微なダウンは多かったみたいですね。
実際にこの記事を書いている時間(2019/12/10 18:58)において、マイページがメンテナンスされてアクセスできませんでした。
こんな感じで、他社と比べると突発的なメンテナンスが多い印象はあります。
ただ、Mixhostは性能強化を行っており、2019/12/12から、SLA(品質保証制度)に対応しました。
SLAとは、サーバー障害などによってダウンタイムが発生し、規定の稼働率99.99%を実現できなければ、サーバー費用の一部を返金する制度です。
よって、2019/12/12以降は、Mixhostは今までよりも安定性の増したサーバーになることが予想できます。
Mixhostと比較するべきレンタルサーバー
さて、Mixhostの魅力について書いてきましたが、Mixhostとは特徴の異なるレンタルサーバーを2つ紹介します。
カラフルボックス
カラフルボックスは、カラフルラボが運営しているレンタルサーバーです。
実質的にmixhostの最大のライバルとなるのがカラフルボックス。
カラフルボックスは、月額料金480円からと、mixhostよりも低価格帯から用意しているレンタルサーバーです。
ただし、BOX2以上については、基本的にmixhostの方が全性能で上回っています。
mixhostかカラフルボックスかで迷った場合には、基本的にはmixhostを選ぶと間違いがないように思います。
★参考価格
BOX1 | BOX2 | BOX3 | BOX4 | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 528円 | 968円 | 1628円 | 2178円 |
サーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
PHP動作モード | LSAPI | LSAPI | LSAPI | LSAPI |
無料お試し期間 | 30日 | 30日 | 30日 | 30日 |
※1か月契約の場合は、初期費用2200円
※価格は36か月契約時
ロリポップ:ハイスピードプラン
ロリポップ!は、GMOペパボが運営しているレンタルサーバーです。
ロリポップ!には、コストパフォーマンス最強のハイスピードプラン(月額550円)があります。
このプランは、元々月額1000円だったのですが、急に価格勝負に出て半額になりました。
ハイスピードプランは、いろんな意味でお得なプランになっているので、無料お試し期間でロリポップ! ハイスピードプランを、使ってみてください。
満足できれば、ロリポップ!の方が、ブログの運営コストを下げれるので最適でしょう。
★参考価格
エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
初期費用 | 1650円 | 1650円 | 1650円 | 0円 | 3300円 |
月額料金 | 110円 | 220円 | 550円 | 550円 | 2200円 |
サーバー | Apache | Apache | Apache | LiteSpeed | LiteSpeed |
PHP動作モード | CGI | CGI | モジュール版 | LSAPI | LSAPI |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
※月額料金は12か月契約の時
エックスサーバー:より安定性を求める場合
確実な安定性を求めるならエックスサーバーが最適です。
本文中で、Mixhostは軽微なトラブルが多い印象があると紹介しましたが、エックスサーバーの場合にはほぼトラブルがありません。
管理画面もオリジナルの多機能な管理画面であり、初心者でも使いやすいです。
デメリットとしては、価格の割に速度が遅いことです。
LiteSpeedのような最新鋭の技術を取り入れていないので、どうしても新興サーバー会社に対し、性能面で劣ります。
サーバーは安定重視のインフラであり、安定感と安心感を重視する場合、エックスサーバーが最適な選択肢になります。
★参考価格
X10 | X20 | X30 | |
初期費用 | 3300円 | 3300円 | 3300円 |
月額料金 | 990円 | 1980円 | 3960円 |
サーバー | Nginx +Apache |
Nginx +Apache |
Nginx +Apache |
PHP動作 | FastCGI | FastCGI | FastCGI |
無料お試し期間 | 10日 | 10日 | 10日 |
※月額料金は36か月契約時
まとめ
ここまで、Mixhostの魅力について紹介してきました。
mixhostを選ぶポイントは、
- 速さ重視
- 再販可能で柔軟な運用ができる
- (合法的範囲で)禁止コンテンツが存在しない
といったところになります。
最近はいろんな会社がレンタルサーバーを運営し始めて、様々なレンタルサーバーが登場していますが、mixhostは全体的にバランスの取れているレンタルサーバーです。
比較対象としては、安定性に優れたエックスサーバーぐらいのもので、
- mixhost
- エックスサーバー
の2択ぐらいで選んでしまってもいいのではないかと思います。