こんにちは。
ブリュの公式ブログ.netにお越しいただきまして、ありがとうございます。
このサイトは、IT関係について説明しています。
今回は、初心者におすすめの無料レンタルサーバーについて、3つを比較してみました。
目次
無料レンタルサーバーに必要な機能は?
まず、無料レンタルサーバーの運営に必要な機能について考えていきましょう。
静的HTMLサイトを運営するか、WordPressで運営するかで、サーバーの機能が変わってきます。
静的HTMサイトの場合
静的HTMLサイトの場合には、サーバー側に特別な機能は必要ありません。
つまり、基本的にどのレンタルサーバーでも動きます。
ただし、可能な限り「.htaccess」が利用できるほうがいいでしょう。
.htaccessとは、サーバー内を制御できるファイルです。
専門的な話になりますが、301リダイレクトや404ページの作成、さらにはアクセス制限までも設定できる、便利なファイルです。
WordPressの場合
WordPressの場合には、まずphpが動くサーバーが必要です。
さらに、データベースとしてMySQLが必要です。
WordPressは、一つのデータベースで動かしたほうが安定します。
一つのデータベースに一つのWordPressを割り当てるとすると、借りるレンタルサーバーで動かせるWordPressの数はMySQLの数までとなります。
なお、どうしても一つのデータベースで複数のWordPressを利用する場合には、接頭辞を変更することで実現できます。
でも、無料レンタルサーバーなので、複数アカウントを持つことでWordPressを動かすことができます。
したがって、一般的には接頭辞を変えて一つのデータベースでWordPressを多数動かすことはまずないでしょう。
スターサーバーFree
スターサーバーFreeは、株式会社ネットオウルが運営している無料のレンタルサーバーです。
スターサーバーFreeでは、静的HTMLサイトを運営する場合には、広告表示は一切ありません。
WordPressを利用する場合には、パソコン表示では広告なしですが、スマートフォンからのアクセス時のみ、アンカー広告が表示されます。
しかし、このスターサーバーFreeは、同じネットオウルが運営しているスタードメインで独自ドメインを取得すると、スターサーバーFreeのWordPressが利用できるプランが、広告表示なしで利用できるようになります。
さらに、無料の独自SSLも設定可能で、有料レンタルサーバー顔負けの性能のサーバーがレンタルできます。
独自ドメインがまだなら、スタードメインで取得し、特典のサーバーを利用するのが最もコストパフォーマンスが高いです。
スタードメイン※独自ドメイン取得は有料サービスですが、本格的なサイト運営においては必須となるものです。
Xdomain
Xdomainは、エックスサーバー株式会社が運営する無料レンタルサーバーです。
広告表示条件はスターサーバーFreeと同じで、静的HTMLサイトなら広告表示は無しで、WordPress利用時にはスマートフォンアクセスの時のみアンカー広告が表示されます。
ドメイン取得を考えておらず、無料レンタルサーバーを借りるなら、スターサーバーFreeかXdomainで決めれば間違いはないでしょう。
しかし、ドメイン取得前提で考えると、特典内容によって多少の差が出ます。
Xdomainも、スタードメインと同じくドメインを取得できます。
Xdomainでドメインを取得したときの特典は、サーバーの容量が倍になることです。
Xdomainでは容量は増えますが、広告は表示され、独自SSLも設定不可です。
今時のウェブサイトでSSLを設定できないのは論外に近いです。
特にWordPressにて運営する場合、SSLの設定ができない場合には、ログインパスワードの漏洩につながり、ハッキングなどのサイバー攻撃の対象となってしまいます。
やはり、ドメイン取得までを考えるなら、スタードメインでドメインを取得し、スターサーバーFreeを広告表示なし+独自SSLで運営したほうが有利でしょう。
エックスドメイン忍者ホームページ
忍者ホームページは、ブログパーツを提供している忍者ツールズのサービスの一つです。
運営は、株式会社サムライファクトリーです。
忍者ホームページは、パソコン版ではフッターに1行のテキスト広告、スマートフォンではアンカー広告が表示されます。
上の2社よりも広告表示が多いです。
さらにWordPressは使えず、.htaccessも使えません。
忍者ホームページのメリットは、個性的な無料サブドメインを利用できること。
スターサーバーFreeやXdomainと違い、個性的な無料サブドメインをゲットできます。
ですが、どうしても運営コストを0円にしたい場合を除いてはお勧めできません。
サイト運営において独自ドメインはブランド化のために重要なので、可能な限り取得するべきものだし、独自ドメインを取得すれば、忍者ホームページを利用する意味が全くないからです。
また、.htaccessを使えない場合には、ドメイン変更の際に必須となる301リダイレクトが使えません。
忍者ホームページでアイと運営をしていた場合、長期的な視点においては、ある程度のリスクがあることを理解しておいてください。
どうしても運営費を0円にしたい場合のみ利用してください。
忍者ツールズのアカウントは取得したほうがいいかも
なお、忍者ホームページについてボロボロに書きましたが、忍者ホームページは忍者ツールズの中の一つのサービスです。
忍者ツールズ全体で見れば、便利な機能を無料で作成してくれるサービスもあります。
例えば、画像RSSやカウンター、おまとめボタンなどです。
画像RSSは、新着記事を表示できます。
忍者カウンターは訪問者数のカウントができます(広告が出ますが)。
おまとめボタンは、広告なしでソーシャルボタンを表示できます。
おまとめボタンは便利でして、記事投稿日現在でお世話になっている機能です。
これらのツールは便利なので、アカウントだけは作成しておくと便利です。
まとめ
ここまで、初心者におすすめの無料レンタルサーバーを3つ紹介してきました。
基本的には、スタードメインでのドメイン取得+特典のレンタルサーバーがおすすめです。
無料レンタルサーバーの性能で見れば、スターサーバーFreeかXdomainがおすすめです。
運営コストを0円という条件のもと、個性を出したいなら忍者ホームページでしょう。
あとは、ウェブマスターである皆様一人一人のお考えのもとに、レンタルサーバーを選んでみてください。
以上、無料レンタルサーバー選びの参考になれば幸いです。