遊戯王デュエルリンクス カードの発動と効果の発動の違い。破壊では無効にできない!

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今回は、スマホアプリの遊戯王デュエルリンクスについて、カードの発動と効果の発動の違いを説明します。

遊戯王では、カードを破壊しても効果は無効になりません。

効果を無効にする場合には、カードの発動自体を無効にするかカードの効果を無効にする必要があります。

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カードの発動と効果の発動、効果の処理がある

遊戯王においては、カードの発動と効果の発動があります。

カードの発動

カードの発動は、カードの発動の意思を示した時のことです。

厳密にはこの時に効果も発動します。

遊戯王デュエルリンクスでは、カードを発動しますか?と表示されたタイミングが、カードの発動タイミングです。

この時に、「カードを発動する」を選択すれば、カードの発動が行えます。

カードの発動に対し、スペルスピードが同じか、より速いカードを重ねて発動できます。

これによって、カードの発動を重ねていく、これをチェーンと言います。

スペルスピードとチェーン

効果の発動

カードの発動を伴わない効果の発動があります。

永続魔法カード、永続罠カード、フィールド魔法カードなどが該当します。

効果の発動の場合にも、基本的にスペルスピードの速いものを重ねてチェーンを構成します。

スペルスピードとチェーン

効果の処理

効果の処理は、カードの発動で重ねられたチェーンを、逆順処理していく時に行われるものです。

発動したカードの効果が適用される瞬間ということもできるでしょう。

遊戯王デュエルリンクスにおける効果処理のタイミングは、画面いっぱいにカードが表示された時です。

無効にされた場合には、ビリビリっとした演出がされます。

カードの破壊と発動の無効化

遊戯王の難しいルールとして、発動したカードを破壊しても、効果は無効にならないということです。

相手のカードの発動に対して、発動したカードを破壊する効果を持ったカードを発動しても、効果の処理は行われます。

遊戯王におけるカードの発動と効果は、ピストルと弾丸に例えられることが多いです。

カードの発動はピストルの発射、効果は弾丸です。

ピストルの発射後にピストルを破壊しても、弾丸は飛んできます。

つまり、効果を止めることはできません。

弾丸を無効にしたい場合、ピストルが発射したこと自体を無効にしないといけません。

つまり、先に発動されたカードの発動そのものを無効化する必要があります。

このように、カードの発動を無効にする、あるいは効果を無効にしなければ、カードの効果が適用されます。

カードの発動を無効にする代表的なカード

カードの発動を無効にする代表的なカードをいくつか紹介します。

盗賊の七つ道具

盗賊の七つ道具は、バトルフェイズ中に発動した罠カードの発動を無効にします。

マジック・ジャマ―

マジック・ジャマ―は手札一枚を捨てることで、魔法カードの発動を無効にします。

カードを破壊する代表的なカード

カードを破壊する代表的なカードを紹介します。

カードを破壊するだけなので、発動と効果を無効にはできません。

サイクロン

フィールド上の魔法・罠を1枚破壊する、シンプルながらも強力な速攻魔法カードです。

サイクロンは、遊戯王デュエルリンクスでは現時点で実装されていません。

ダブル・サイクロン

自分フィールド上の魔法・罠カードと、相手フィールド上の魔法・罠カードを破壊する速攻魔法カードです。

砂塵の大竜巻

砂塵の大竜巻は、サイクロンと同じく、フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する罠カードです。

罠カードなので、セットしたターンには使えないので、注意してください。

フィールド魔法、永続魔法、永続罠はカードの破壊で無効にできる

例外として、永続魔法と永続罠に関しては、カードを破壊するだけで効果を無効にできます。

永続魔法、永続罠は、ルール上、「そのカードが効果処理時にフィールド上で表側表示で存在するときに有効」となります。

したがって、カードの発動、効果の発動に対して、サイクロンなどのカードを破壊するカードのみで、効果を無効にできます。

厳密には、そもそも発動条件を満たさなくなっているのです。

フィールド魔法は、+のマークのある魔法カードで、フィールドカードゾーンに置くカードです。

永続魔法、永続罠は、∞マークのあるカードです。

以下、カードの例を紹介していきます。

フィールド魔法の例

フュージョン・ゲート

フュージョン・ゲートは、手札とフィールド上のモンスターをゲームから除外することで、他愛王する融合モンスターを融合召喚するフィールド魔法カードです。

フュージョン・ゲートのカード効果発動時に、サイクロンなどで効果を不発にすることができます。

混沌空間

混沌空間は、モンスターが除外されるたびにカオスカウンターを置き、カオスカウンターを取り除くことで、取り除いたカオスカウンターと同じレベルの除外されている闇属性モンスターをフィールド上に特殊召喚するフィールド魔法カードです。

カオスカウンターを取り除くのはコストなので、カウンターを取り除いた時にサイクロンで破壊すれば、混沌空間が破壊されたときのサーチ効果の範囲を狭めることができます。

死皇帝の陵墓

死皇帝の陵墓は、上級モンスターのアドバンス召喚の際の生贄を不要にするフィールド魔法カードです。

その代わり、コストとして生贄に必要なモンスターの数×1000ポイントのライフを払います。

ライフポイントを払うのはコストなので、ライフポイントを払った後にサイクロンで破壊すれば、モンスターは召喚されず、コストで支払っライフポイントも返ってきません。

永続魔法の例

漆黒のトバリ

漆黒のトバリは、ドローしたカードが闇属性モンスターだった場合に相手に見せることで、手札から捨て、新たに一枚ドローできる永続魔法カードです。

相手に見せるのはコスト、手札から捨ててドローするのが効果扱いなので、カード効果発動時にサイクロンで破壊すれば、相手の手札を一枚確認できたことになります。

カードトレーダー

カードトレーダーは、手札を一枚デッキに戻して1枚ドローする永続魔法カードです。

手札からデッキに戻すのはコストなので、カードトレーダーの効果発動時にサイクロンで無効にすれば、相手は手札一枚とフィールド上のカード・トレーダーを失うことになります。

永続罠の例

死霊の巣

死霊の巣は、墓地のモンスターを除外することで、除外した数と同じだけのレベルのモンスターを破壊する永続罠カードです。

モンスターの除外はコスト扱いなので、死霊の巣の効果発動時にサイクロンで破壊すれば、墓地のモンスターの除外は行われますが、モンスターは破壊されません。

闇次元の開放

闇次元の開放は、除外されている闇属性モンスターをフィールド上に特殊召喚する永続罠です。

闇次元の開放のカード発動時にサイクロンで破壊した場合、そもそも特殊召喚が行われません。

補足ですが、特殊召喚後にサイクロンで破壊しても、結果的には除外されるので状況は同じです。

しかし、特殊召喚時に強制効果を持っているモンスターであれば、特殊召喚に成功すると効果が適用されるので、闇次元の開放のカード発動時にサイクロンで破壊し、特殊召喚そのものを不発にしなければなりません。

また、人造人間-サイコ・ショッカーの場合、特殊召喚されたらフィールド上の罠カードの効果を無効にします。

闇次元の開放で、人造人間-サイコ・ショッカーを特殊召喚した場合、特殊召喚後に闇次元の開放の効果が無効になるので、サイクロンで破壊しても、人造人間-サイコ・ショッカーはフィールドに残ります。

この場合も、闇次元の開放の発動時にサイクロンで破壊することで、防ぐことができます。

遊戯王デュエルリンクス カードの発動と効果の発動の違い。破壊では無効にできない!のまとめ

ここまで、遊戯王デュエルリンクスにおける、カードの発動と効果の発動の違いを説明してきました。

融合や儀式魔法の発動に、ツイスターでチェーンしてくるデュエリスト方もいるのですが、この記事の内容から、カードを破壊しても効果を無効にはできません。

遊戯王デュエルリンクスにおいて難しいルールですが、理解しておくことでデッキの構成やプレイングの参考になるはずです。

以上、遊戯王デュエルリンクスについて、参考になれば幸いです。