みなさん、こんにちは!
ブリュの公式ブログ.netにお越しいただきまして、ありがとうございます。
このサイトでは、ITについて特化したサイトを運営しています。
今回は、ドメインについて紹介します。
インターネットの世界で数多くあるドメイン。
今回は、「.com」、「.net」、「.org」、「.biz」、「.info」、「.jp」、「.co.jp」など、主要なドメインとその意味についてまとめました。
目次
.com
.comはcommercialという意味で、元々は商用を意味するドメインです。
ですが、今となってはそんな意味はなく、誰でも取得できるし、商用、非商用に限らずどんなサイトを運営しても大丈夫です。
また、最も親しみのあるドメインとして、大人気です。
「どっと混む」なんていうダジャレがありますが、意外と本当のことで、あまりにも人気がありすぎて、希望の文字列はほとんど埋まっています。
もし、希望の文字列の.comを見つけたら、迷わずゲットでしょう。
ちなみに、本家ブリュの公式ブログは、brionac-yu-yake.comとなています。
でも内容はクルマのサイトです!(笑)
雑談ですが、クルマの性能評価ってカテゴリが自信作なので暇な時に来てください!
.net
.netはNetworkを意味するドメインです。
主にインターネット関係のことについてのサイトを目的に作られました。
ですが、これも全く縛りなし。
.comと同じく、古くからあるドメインとして人気があります。
.com程ではないですが、.netもかなり人気があるので、希望の文字列はほとんど空いていません。
当サイトは、brionac-yu-yake.netです。
ドメインの意味の通りにインターネット関係のことを書いていますが、他の記事を書いていても全く違反になりません。
.org
.orgは、Organizationを意味するドメインです。
元々は非商用のサイト向けに作られたドメインです。
Wikipediaや、サイト作成に便利なWordpressも.orgを使っていますね。
でも、これも.comや.netと同じく、誰でも使えます。
さらに本来は非商用サイト向けのドメインでしたが、今となっては商用サイトにも使うことができます。
今となっては中立的なドメインということですね。
また、.comや.netほど人気がないので、希望の文字列が開いている可能性も高くなります。
orzに似ていることを除いては、デメリットは特にないでしょう。
ここまで、「.com」、「.net」、「.org」は歴史も長く、「ドメインの御三家」とでもいえるでしょうか。
.info
.infoは、informationを意味して作られた、比較的新しいドメインです。
2001年に導入され、情報系のサイトをイメージしています。
このドメインも、.comなどと同じで、情報系サイト以外でも使用できます。
例えば、ショッピングセンターのイオンのドメインは、「aeon.info」となっています。
デメリットというほどではないですが、他のドメインは大多数が3文字なのに対して、.infoは4文字あります。
.biz
.bizは、Businessという意味のドメインで、ビジネス利用をイメージされています。
取得、利用に関して、「ビジネス利用を前提にしているならいいよ」というオプション付きですが、全く審査などはなく、誰でも取得可能です。
ですが、個人的には.bizの取得はおすすめしません。
「ビジネス利用ならいいよ」という条件が、いろいろと面倒な条件になってくるのです。
(詳しくはサイトの下に書いています。)
.jp
.jpは、日本に住んでいる人のみが取得できるドメインです。
世界で最も信頼性の高いドメインが、.jpドメインといわれています。
.jpドメインを取得する際のデメリットは
- 維持コストが高いこと
- 多くの場合Whois情報にてあなた自身の氏名を公開しないと駄目なこと
というのがあります。
コストに関しては、今までに紹介した、「.com」、「.net」、「.org」、「.info」、「.biz」は年間の料金が1000円~1500円程度です。
それに対し、「.jp」に関しては2800円程度です。
.jpドメインの価格は一般的なドメインの2倍近い価格ですが、価格差でみると年間で1300円ほど。
高いと感じるか、大差ないと感じるかは、個人によっても評価は分かれてきます。
信頼性が高いドメインなので、多少高額なのは仕方ない部分もあります。
もう一つ、.jpドメインには無視できないデメリットとして、「Whois代理公開」の利用範囲が制限されていることがあります。
本来、.jpドメインに限らず、すべてのドメインは、ルール上、その所有者の名前や住所、電話番号などを公開しなければなりません。
ですが、だれでもアクセスできるようなWhois情報に、個人情報を公開したくない方が多いのも事実です。
そこでドメイン管理会社は、Whois代理公開を行い、ドメイン所有者の個人情報の代わりに、ドメインを管理している会社の情報を公開してくれるものです。
しかし、「.jp」においては、氏名だけは強制公開制になっている場合がほとんどです。
簡単に言えば、「.jp」でサイトを運営してたら名前がばれちゃうよ~ってことですね。
.jpドメインにおいて、氏名を隠すことができるかは、ドメイン会社とレジストリ(.jpドメインを管理している大元の会社)との契約によって異なります。
大手のドメイン取得サービスの場合、.jpドメインにおいて氏名も含めてすべてをWhois代理公開できるのは、スタードメイン とバリュードメイン だけです。
もし、「.jp」ドメインを取得するときに、完全に個人情報を隠したいという場合には、スタードメイン かバリュードメイン でドメインを取得する必要があります。
.co.jp
.co.jpは、会社が一つだけ取得できるドメインです。
個人が取得することは不可能だし、また一つの会社が複数の「.co.jp」ドメインを取得することもできません。
「.co.jp」ドメインに空き文字列があっても、法人しか取れないのであきらめましょう。
.bizはやめたほうがい理由
.bizは、規約がややこしいです。
まず、「商用利用の実態がなければ異議申し立てができる」というもの。
.bizはそもそも商用利用を前提としているものです。
.bizドメインでサイト運営をしていて、そのサイトを見つけた誰かが、「.bizドメインなのに商用利用していないじゃないか!」と思ったときには異議申し立てができるというもの。
これって正直面倒です。
異議申し立ては直接サイト管理者に言われるわけではなく、.bizドメインを管理している団体に対して行われるのですが、よくわかりませんが正直面倒な話です。
究極は、「商用利用の予定がある」といえばOKらしいので、現実的に異議申し立てが承認されるケースはほとんどないようですが、手続きだけでも時間の無駄ですよね、
また、.bizで取得した文字列を、どこかの誰かが商標登録した場合、そのドメインの所有権をめぐって異議申し立てができる制度もあるらしいです。
これも現実的にはほぼ無理なのですが、やはり面倒な話です。
どうしても取得したい文字列が.bizでしかない場合には仕方ないですが、こうした問題を潜在的に抱えているドメインには手を出さないほうがいいのではないかと思います。
まとめ
ここまで、主要なドメインの意味について紹介をしてきました。
さまざまなドメインがありますが、当時の意味はなくなっていて、誰でも取得できます。
ただし、.bizだけはややこしい規定があるので、避けたほうが無難ではあります。
これから初めてドメインを取得する場合、本文中で紹介した.jpドメインに関するWhois代理公開の取り扱いを除いては、ドメイン会社による品質の差は基本的にありません。
各社ドメイン価格が異なっていますが、どこでドメインを取得してもSEOにおいての効力もまったく関係ないですから、直感的に気に入ったサービスを利用すれば問題ないです。
個人的には、将来的に.jpドメインを取得する可能性があるのなら、初めのうちからスタードメイン かバリュードメイン でドメインを取得したほうが、ドメイン管理を一社に集中できて、後々便利だと思います。
ドメインは移管といって、管理会社を他社に変更することも可能なのですが、作業も面倒な他、移管作業中はWhois代理公開を停止する必要があります。
よって、短時間ですが個人情報がすべてネット上に公開されることになります。
よって、移管作業は頻繁に行うようなものではありませんので、後々のことも考えてドメイン取得サービスは選んだほうがいいでしょう。
とりあえず、スタードメイン はドメイン価格自体も業界最安値を目指しているので、Whois代理公開の件も含めて、無難にお勧めできると思います。
以上、ドメイン取得の参考になれば幸いです。