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今回は、新元号 令和の発表についてと、その時のドメイン会社の状況、および令和ドメインは誰が取得したのかについて紹介します!
ドメインは知名度の高い文字列であれば価値があり、オークションでは高値で取引されることがあります。
そのため、こうした新元号発表などの一大イベントの時には、その文字列のドメインが取り合いになっちゃいます(笑)
ドメイン会社のサーバーがダウンする光景なんてなかなか見ることができないので、しっかりと観察してきました!
目次
ドメインが高く売れる例:z.comは8億円!
急にお金の話になってしまい、なんだか変な感じですが、ドメインってそんなに価値があるの?と思う方もいるでしょう。
結局はインターネットの世界での住所であり、実在するものではありません。
しかし、クレジットカードをはじめとして、身の回りには急速にインターネットの技術が導入されている状況で、ドメインなどは無形の財産となるものに変わりつつあります。
一番分かりやすい例が、z.comです。
zから何を想像するでしょうか?
アルファベットの一番最後の文字なので、誰にでも覚えやすく、魅力がありますよね。
その他には、日産のフェアレディZという車もあります。
そのため、一般常識としてアルファベットの最後の文字であるzと、車の商品名としてのzという2つの意味から、世間一般にzと言う一文字がどれほど浸透しているかわかると思います。
このz.comと言うドメインは、日産ノースアメリカが取得していました。
フェアレディZのの紹介に利用していたようです。
しかし、日産ノースアメリカもz.comのドメインが不要になったのか、GMOインターネット株式会社が取得しました。
その時の購入金額を想像できますか?
購入金額は8億円ですよ。
.comのドメインは、年間1000円程度で取得できます。
それが8億円に化けるのだから、インターネットの世界もなかなか面白いものです。
新元号は令和に決定!
新元号は令和に決定しました。
さて、そんな中で、令和と言う文字列、つまり、次のようなドメインですね。
- reiwa.com
- reiwa.net
- reiwa.org
- reiwa.jp
これらのドメインについては、非常に価値が生まれるわけです。
転売目的で取得したい人もいれば、記念の意味で取得したい人もいます。
日本中、あるいは世界中の人たちが、reiwaという文字列を取り合いするのです。
これほどの集中したアクセスがあると、当然ドメイン会社のサーバーもダウンします。
ドメインを取得したい気持ち半分、ドメイン会社のサーバーがダウンするところを確認して記事にしたい気持ち半分で、このドメイン取得の激戦に参加してきました(笑)
新元号発表時のドメイン会社は・・・アクセスできない!
お名前.com
お名前.comは、そもそもアクセスできませんでした。
しばらくすると、ドメインの検索画面まではたどり着きますが、検索ボタンを押すと、「現在、サーバーが混雑しております。」とエラーになる。
ムームードメイン
ムームードメインも、そもそもアクセスできませんでした。
しばらく時間がたってアクセスすると、サーバーダウンしてました(笑)
バリュードメイン
バリュードメインは検索画面まではたどり着けました。
その後の検索では、検索中のまま固まります。
一括検索の場合も、「現在処理中です。しばらくお待ちください。」のままで、処理が終わりません。
最後にタイムアウトして終了です。
下の画像は、reiwa.com、reiwa.net、reiwa.org、reiwa.jpを一括検索したときの画面です。
空いているドメインと、空いていないドメインがともに空欄になっています。
スタードメイン
スタードメインはトップページで無限ループです。
数回に一回だけ、一部の検索結果が表示される時もありましたが、再度検索すると無限ループになります。
エックスドメイン
他のドメイン会社がダウンしている中、比較的復旧が早かったのがエックスドメインです。
新元号発表直後にアクセスしたわけではないのですが、お名前.comやムームードメイン、バリュードメイン、スタードメインがダウンしている中、まともに検索結果をかえしてきたのはエックスドメインだけでした。
ご覧のように、reiwaの文字列はほぼ取得されています。
令和ドメインは誰が取得したのか
そこで気になりませんか?
令和のドメイン、具体的にはreiwa.com、reiwa.net、reiwa.org、reiwa.jpを誰が取得したのか?
調べてみると面白い結果が見えてきました。
reiwa.com
reiwa.comは、新元号の発表前に誰かが取得しているようです。
ドメインの登録日を確認すると、2000年3月29日に取得されているようで、新元号発表時には誰も取得することのできないドメインでした。
reiwa.net
次に、reiwa.netについても調べてみました。
reiwa.comと同じく新元号発表前に取得されていました。
reiwa.netの取得日は2001年2月12日であり、こちらも新元号発表時には誰も取得できないドメインとなっています。
reiwa.org
reiwa.orgだけは取得できたようです。
ドメインの取得日が、2019年4月1日となっており、まさに新元号の発表日です。
次に、ドメインの取得時間を見てみましょう。
赤枠で囲んだように、2019年4月1日2時41分51秒です。
一瞬フライングかと思ったのですが、これはアメリカ時間の様です。
日本は+9時間するので、実際には2019年4月1日11時41分51秒でしょう。
あの激戦の中、どこかの誰かがreiwa.orgを取得したようです。
おめでとうございます!
reiwa.jp
最後に、reiwa.jpについて調べてみました。
reiwa.jpも以前に取得されているドメインの様です。
ドメインの取得日は2007年3月2日です。
新元号発表時には、誰も取得できないドメインでした。
結局reiwa.org以外は事前に取得されていた!
新元号は商標などとは関係ない文字になると思っていたのですが、ドメイン名では取得されていても問題ないようですね。
ドメインはオークションで転売することで利益を生むことのできるものでもありますから、こうした一大イベントによって注目を浴びるドメインは取り合いになります。
reiwa.orgを取得できた方はラッキーですし、それ以外のreiwa.com、reiwa.net、reiwa.jpを取得していた方にとっては、宝くじが当たっと様なものです。
特に、reiwa.com、reiwa.net、reiwa.jpはドメイン取得日が古く、ドメインエイジがあるので、さらに価値があるでしょう。
最も、転売だけを考えてドメインを取得するのは面白くないです。
個人的な意見では、ドメインの注目度に限らず、取得したドメインは大切に育ててあげて欲しいとは思いますね~
新元号は令和に決定!その時のドメイン会社はサーバーダウン!reiwaドメインは誰が取得した?のまとめ
ここまで、新元号の令和についてとその時のドメイン会社の状況について紹介してきました。
事前に新元号の発表がアナウンスされており、一大イベントのようになった新元号発表。
その結果は令和となりました。
新元号発表時のドメインの取得合戦については、reiwa.orgのみが対象となりました。
reiwa.com、reiwa.net、reiwa.jpについては、新元号発表前に取得されていたということです、
以上、新元号の令和についてと、新元号発表時のドメイン会社の状況について、参考になれば幸いです。
追記