国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一覧と、.jpドメイン以外は取得しないほうがいい理由。

みなさん、こんにちは!

ブリュの公式ブログ.netにお越しいただきまして、ありがとうございます。

このサイトでは、ITについて特化したサイトを運営しています。

今回は、地域別ドメインccTLDについて紹介します。

ccTLDとは、国レベルで割り当てられているドメインです。

スポンサーリンク

ccTLDとは?

ccTLDは、国別コードトップレベルドメインと言い、国別に与えられたドメインのことです。

日本では.jpドメインがあります。

派生形では、都道府県.jpドメインもあります。

都道府県.jp

ccTLDは国別に与えられており、.meや.tvなど本来の意味とは違う意味で利用されたり、.ccなどのように覚えやすいことが理由に取得されたりもします。

基本的に.jp以外は取得しないほうがいい

日本では、おなじみのjpがあります。

.jpドメインの場合には、日本国内でのみ取得できるという制限があります。

しかし、世界のccTLDでは、特に取得制限を設けておらず、世界中の誰でも取得できるドメインとなっているものも数多く存在します。

なお、特にこだわりがない限りは.jp以外は取得しないようにしましょう。

もちろん、都道府県.jpは大丈夫です。

Google検索エンジンにとって、国別コードトップレベルドメインは重要視しており、どの国を対象としたウェブサイトなのかを判定するようです。

例えば、.ccドメインはオーストラリアのココス諸島を意味するccTLDですが、.ccドメインのサイトに日本語で記事を書いていたらどうなるでしょう。

Google的には、オーストラリア人向けのウェブサイトと認識しますが、記事は日本語なので日本人向けです。

そこでGoogleは考えるんです。

誰を相手にしてるサイト?こんな意味の分からんサイトは要らん!」って。

したがって、関係ない国のドメインは基本的に取得しないのが無難です。

ccTLDの一覧

では、主要なドメイン会社として、お名前.comなどで取り扱っているccTLDを紹介していきます。

ちょっとした世界旅行気分が味わえます。

.jp

.jpは、日本でしか取得できないドメインです。

ドメインの取得条件は、国籍ではなく、日本に在住していることが条件となります。

よって、日本に住んでいる方ならだれでも取得できます。

条件さえ満たせば、外国の方でも取得は可能です。

逆に、日本人の方であっても、海外に住んでいる場合には取得できません。

世界で最も安全なドメインと言われており、日本のブランド力を世界に発信しています。

.us

.usは、アメリカに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

ブログを書いてアメリカンドリームを実現しませんか?

.be

.beはベルギーに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

be動詞みたいなので英語のサイトとかに使えるのかな?

.in

.inはインドに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

inという文字列が、INを意味するため、親しみやすいドメインです。

.bz

.bzはベリーズに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

B’zを連想するドメインです。

それ以外にも意味はあるのかもしれません。

.cc

.ccはオーストラリアのココス諸島に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

cが2つ続くだけのドメインで、最も覚えやすいでしょう。

個人的には絶対に取得してはいけないドメインだと思っています。

.ccという文字が綺麗なため、悪用されていた過去があります。

したがって、Googleはあまり快く思っていないとの噂もあります。

.ws

.wsはサモアに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

wsから何を連想するのでしょうか・・・?

.co

.coはコロンビアに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

.ccと同じく、覚えやすいドメインです。

日本の法人なら.co.jpを取得できますが、.coドメインにも似たような響きがあります。

もちろん、文字列的に似ているだけのことで、.coドメインと.co.jpドメインが意味していることは全く異なります。

.tv

.tvはツバルに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

TVはテレビとも読むことができるので、トレンド系のサイトには使えるかもしれません。

ツバルと言えば、地球温暖化による海面上昇で沈みかけている国です。

身近なところからエコ活動を行いましょう。

.tw

.twは台湾に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

台湾は日本からも近い国です。

台湾旅行をする人は多いかもしれないので、台湾特化の旅行サイトには使える可能性はありますね。

.la

.laはラオスに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

.vc

.vcはセントビンセント・グレナディーンに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

セントビンセント・グレナディーンの場所がわかる人は、世界の地理に相当強いです。

.mn

.mnはモンゴルに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

mnという文字列が、アルファベットの文字の並びと同じです。

.cz

.czはチェコに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

.io

.ioはイギリス領インド洋地域に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

.mx

.mxはメキシコに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

英単語のmaxと似ています。

関係ないかな?

.ac

.acはイギリス領アセンション島に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

日本の教育機関であれば、.ac.jpドメインが取得できます。

.acドメインには似たような響きがあります。

例えば、u-tokyo.ac.jpやkyoto-u.ac.jpですね。

ただし、文字列が似ているというだけで、.acドメインと.ac.jpドメインが意味することは全く異なります。

.hn

.hnはホンジュラスに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

似た文字が並ぶので覚えやすいです。

.am

.amはアルメニア共和国に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

英語のAMは午前の意味がありますね。

.sc

.scはセーシェルに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

2チャンネル.scがこのドメインです。

2ちゃんねるクラスの掲示板なら、どんなドメインでも大丈夫なのでしょう。

大事なことなので何度も書きますが、関係ないccTLDを、普通の方は取得しないほうがいいでしょう・・・

.pw

.pwはパラオに割り当てられているドメインです。

パスワードを連想するドメインです。

.me

.meはモンテネグロに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

I,my,me,mineのmeと同じ文字列です。

.id

.idはインドネシアに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

IDを連想する文字列なので、IT系サイトには使える可能性はありますね。

.ai

.aiはイギリス領アンギラに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。

人工知能のAIと同じ文字列です。

人工知能に関して書いているサイトに使える可能性もありますが、意味合いとしてはイギリス領アンギラ諸島になります。

ccTLDのまとめ

ここまで、ccTLDについて紹介してきました。

2文字のドメインでイメージのいい文字列もありますが、意味するのは国や地域です。

これらのドメインを本来の意味以外で解釈して利用するのは、インターネット上では好ましくありません。

よって、.jpドメインや都道府県.jpなど、日本に関するドメイン、あるいは取得制限のないgTLDを取得してサイト運営を行いましょう。

以上、ドメイン取得の参考になれば幸いです。