理系論文・理系レポートでWord2016できれいに数式と数式番号を表示する方法

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今回は理系論文において頻出する数式の書き方と、式番号の書き方について紹介します。

研究室によってはTexで書くことを指定される場合もあるようですが、この世界ではWordが基準で動いているので、Wordでの数式の記述についても覚えておくと便利です。

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理系論文・理系レポートにおける数式の書き方

理系論文・理系レポートにおいて数式を記述する場合、次のような書き方が一般的です。

式をセンター配置で記述し、式番号を右端に書きます。

しかし、Wordでこれを実現しようと思うとひと工夫が必要になります。

表ツールを使う

理系論文・理系レポートにおける数式の書き方において、数式をセンターに、式番号を右端に配置するには表ツールを使います。

まずは、Wordのメニューで「挿入」→「表」→「1行×2列」を選びます。

すると、下のような表が表れます。

この表の左のセルに数式を、表の右のセルに式番号を記載してください。

数式の書き方がわからない場合:Wordで数式を書く方法

数式を成型する

次に、セルの境目の部分をクリックし、右側にドロップし、式番号が改行されないギリギリのところまで寄せます。

そして、数式をドラッグして選択してください。

数式を選択したまま、Wordメニューの「レイアウト」にある下の画像をクリックします。

これによって、数式が左のセルの上下左右でセンター配置となります。

次に、数式番号をドラッグして選択し、同じくWordメニュー内の「レイアウト」にある下の画像をクリックします。

これによって、数式番号は右のセルの上下ではセンター配置、左右では左寄せの配置となります。

表の枠線を「枠無し」に変更する

最後に、このままでは表の枠線があって不格好なので、表を選択した状態でWordメニューの「テーブルデザイン」→「罫線」をクリックします。

「罫線」の項目で下にズラズラっと出てきた中から、「枠無し」を選択します。

これによって、Wordの画面ではグレーの点線で表が表示されます。

この枠無しの表は、印刷時には枠が印刷されません。

よって、理系論文・理系レポートで有効な数式の記載ができたことになります!

お疲れさまでした。

研究室選びとは:数式の書き方は研究室によって流儀がある

論文絡みで研究室の選び方について簡単に書いておきましょう。

このページを見ている方は、おろらく文理を問わず大学生の方で、論文やレポートの作成に取り組んでいる方だろうと思います。

この場で私の経験から研究室選びについて簡単にアドバイスしておくのも、それなりの需要があるのではないかなとも思っています。

気軽に読み流してください。

さて、理系の研究室おいては、特に数式の書き方については流儀のある研究室もあります。

私自身、文章なんて伝わればいいと思っているので、細かい流儀なんてどうでもいいと思っているのですが、うるさい研究室はうるさいようですね。

細かいことをねちねち指摘するよりは、有益な研究に時間を割いてさっさと論文を書き上げたほうが時間の無駄がないと思うのですが、研究室のボスが頭の固いお方なら、かなり面倒なことになるようです。

まぁ、どうでもいい指摘に対してどう対処するかは皆さん次第ですが、研究室って研究するだけの場所ではなくて、どうでもいい面倒なこともたくさんありますよってことです。

現在研究室配属されている方なら「わかるわかる!」って納得してくれる人もいるでしょうし、イエスマンなら「教授に従うべきだ」という人もいるでしょう。

まだ研究室配属されていない学生の方は、研究内容よりも先生との相性で研究室を選んだほうがいいでしょうね。

私が研究室に所属している間でも、研究室で矯正され、物事をはっきり言えなくなって卒業していく先輩方、また退学していく後輩をそれなりの数見てきました。

私が言いたいことは、卒業するまで、研究室には染まらずに、言いたいことははっきり言えるような自我だけは保ってほしいと思います。

※どうでもいい余談でしたね。

理系論文・理系レポートでWord2016できれいに数式と数式番号を表示する方法のまとめ

ここまで、理系論文・理系レポートにおいてWord2016で数式と数式番号を綺麗に表示する方法について紹介しました。

記事タイトルでは理系としていますが、文系でも同様の数式のデザインを指定されているのであれば、役に立つはずです。

しかし、参考文献などにおいて、理系と文系では書き方のルールが違うということも聞いたこともあります。

また、大学や研究室によってもルールがまちまちなので、必ず確認してから提出してください。

以上、Word2016で数式を綺麗に記載する方法について、参考になれば幸いです。