みなさん、こんにちは!
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このサイトでは、ITについて特化したサイトを運営しています。
今回は、当サイトのレンタルサーバーを、ロリポップ!からヘテムルに変更した理由について紹介します!
目次
ロリポップ!とヘテムルは同じGMOペパボ
ロリポップ!とヘテムルは、どちらもGMOペパボが運営しているレンタルサーバーです。
したがって、現在利用しているドメイン取得サービスであるムームードメインとも相性が良く、使い慣れたロリポップ!から変更するにも安心感がありました。
しかし、他社のレンタルサーバーを検討したのも事実なので、その中でもヘテムルが優れている点について紹介します。
ロリポップ!とヘテムルなら、ヘテムルのほうが玄人向けサーバー
ロリポップ!とヘテムルは、同じGMOペパボが運営しているレンタルサーバーですが、ロリポップ!が若者向け、ヘテムルが玄人向けといったすみ分けができています。
サポート体制もロリポップ!のほうが手厚く、電話サポート、メールサポートのほかに、チャットサポートもあります。
管理画面も直感的で分かりやすく、はじめてレンタルサーバーを使うならかなりお勧めできるレンタルサーバーです。
一方で、ヘテムルの場合には電話サポートとメールサポートのみで、チャットのような気軽さはありません。
しかし、多機能なほか、ロリポップ!よりもサーバースペックが高いです。
逆に、管理画面は直感性には欠けるデザインとなっています。
ある程度レンタルサーバーを使った経験がないと、初めは意味不明かもしれません
ロリポップ!とヘテムルは、モジュール版PHPに対応
ロリポップ!とヘテムルは、ともにモジュール版PHPに対応しています。
モジュール版PHPとは、サーバー自身に組み込まれたPHPのことを言います。
モジュール版に対してCGI版PHPがありますが、CGI版PHPはリクエストに対し動作しますが、モジュール版PHPはサーバーの立ち上がりとともに動作します。
よって、モジュール版PHPのほうが高速です。
ロリポップ!とヘテムルはSSDを使ってる場所が違う
ロリポップ!とヘテムルの違いは、SSDにあるといえます。
ロリポップ!はデータベースのみがSSDで、サーバーストレージはHDDです。
一方で、ヘテムルの倍にはオールSSDになっています。
この点においても、ヘテムルのほうが優れています。
ヘテムルに感じる魅力
複数のレンタルサーバーと比較した結果ヘテムルを選んだのですが、ヘテムルに感じた魅力について紹介します。
ヘテムルはとにかく高性能
ヘテムルを選んだ理由は、ロリポップ!から確実に性能アップを狙えるためです。
モジュール版PHPを利用できるのはそのままで、サーバースペックの向上やオールSSD化によって、ロリポップ!の弱点であった部分を完全にカバーしているからです。
ロリポップ!に対し玄人向けのレンタルサーがーがヘテムルという位置づけのようですが、個人的にはロリポップ!のネガティブな部分を解消したレンタルサーバーがヘテムルじゃないかと思います。
他社サーバーではエックスサーバーやMixhostを検討しましたが、どちらもCGI版PHPだったため、今回は見送りました。
管理画面も普通に使いやすい
他サイト様では、ヘテムルの管理画面がわかりにくいと書いているものが複数ありました。
しかし、お試し期間で使ってみて、使いにくいと感じる部分はありませんでした。
ロリポップ!を普通に使えてた方なら、何の問題もなくヘテムルを使えると思います。
ヘテムルの欠点
ヘテムルに唯一欠点を感じる部分があります。
データセンターが東京にある
ロリポップ!と同じく、ヘテムルのデータセンターは東京にあります。
東京は今後、首都直下地震の発生も想定されている場所です。
海も近く、地震による津波などでデータセンターへの浸水の可能性も否定できません。
リスク分散のためにも、ヘテムルを利用する場合、西日本にバックアップ用のサーバーを用意したいですね。
結果、コアサーバーの大阪データセンターを、バックアップ用サーバーとして別契約しました。
→コアサーバーの大阪DCをバックアップサーバーとして利用開始しました。
データセンターの所在地で見れば、エックスサーバーなど、大阪にあるほうが魅力的です。
ロリポップ!とヘテムルの性能比較(実測値)
実際にロリポップ!とヘテムルの性能の差を検証していきましょう。
記事も画像もアップロードしていない初期状態のWordPressです。
使用テーマはTwenty Seventeen。
プラグインはすべて削除している素の状態のWordPressを速度計測に用います。
PCアクセス時のロリポップ!とヘテムルの性能差
まずは、Googleが提供している、PageSpeed Toolsを利用して測定してみます。
測定したのは日曜日午前10時ごろです。
ロリポップ!の測定データーがこちらです。
100点中92点を記録しています。
ロリポップ!のPCアクセス時のサーバー応答時間は、0.64秒でした。
Googleは、0.2秒以下を推奨しています。
ヘテムルのパソコンでの結果を見てみます。
100点中96点を獲得しました。
「サーバーは素早く応答しています。」とあるので、サーバーの応答速度は0.2秒以下になっていることがわかります。
モバイルアクセス時のロリポップ!とヘテムルの性能差
次に、モバイルアクセス時のロリポップ!とヘテムルの測定結果を比較します。
まずは、先ほどと同じPageSpeed Toolsの結果で比較します。
ロリポップ!の採点結果は100点中62点です。
少し低いですね。
サーバー応答時間は0.63秒となっています。
次にヘテムルの採点結果を見てみます。
ヘテムルは100点満点中89点を獲得しました。
サーバーは素早く応答しています。
次に、モバイル専用のチェックツールを使用します。
これもGoogleが提供しているサービスです。
こちらはモバイルアクセス時の実際の時間が表示されるため、より分かりやすいツールです。
ロリポップ!の測定結果は3秒でした。
特に良好となっています。
ヘテムルの測定結果も3秒でした。
こちらも特に良好です。
測定結果から言えること
Googleのツールを利用してサーバー性能を測定しましたが、やはりヘテムルのほうが速いことがわかりました。
特にモバイルでは、ロリポップ!が62点のところを、ヘテムルが89点となり、大きな差を付けました。
サーバー応答速度で見れば、確実にヘテムルのほうが高速応答を実現しています。
しかし、ロリポップ!であっても、モバイルアクセス時に「特に良好」となったので、実用面においては十分な性能です。
ヘテムルに変更した理由のまとめ
今回は、ロリポップ!からヘテムルに変更した理由について紹介してきました。
ロリポップ!も速いサーバーなので十分なのですが、ヘテムルはさらにその上を行くサーバーです。
特にWordPressで運営している当サイトは、サーバーへの負荷も大きいため、サーバーエラーを防ぐために早めにより高性能なレンタルサーバーへ移動しました。
ヘテムルはモジュール版PHPやオールSSDのサーバーなので、とことん速度にこだわりたいならお勧めできるレンタルサーバーです。
以上、レンタルサーバー選びの参考になれば幸いです。